あなたの大学ランク、適正年収はいくら?30代で差がつく学歴別給与テーブルの正体と一発逆転の道

あなたの大学ランク、適正年収はいくら?30代で差がつく学歴別給与テーブルの正体と一発逆転の道

サトウさん
サトウ

サトウです。
「学歴なんて関係ない、実力主義の時代だ」…そう信じたい気持ちは山々ですが、データは残酷な現実を突きつけてきます。

今回は少し踏み込んで、「高卒vs大卒」だけでなく、「大学のランク(難関国立・MARCHなど)」によって、初任給から30代、40代、50代でどれだけの年収差が生まれるのかを徹底調査しました。

20代ではまだ小さな差が、30代以降、どのように開いていくのか。その衝撃的な「格差社会」の縮図を、最新データによるインフォグラフィックで直視してみましょう。

🏫 学歴・大学ランク別 年収推移比較【2025最新版】

(※男性の平均年収推計値。厚生労働省、産労総合研究所、民間調査データ等を基に独自試算。)

🏁 スタートライン:初任給(2025年度予定)

🎓 大卒(全体平均)
月 約25.5万円
🏫 高卒(全体平均)
月 約20.7万円

※差は月約5万円、年収で約80万円(賞与含)程度。まだ決定的な差ではない。

📈 30代:大学ランクによる選別の始まり

🏛️ 超難関国立クラス
約 750〜850万円
🏢 MARCH・関関同立クラス
約 600〜700万円
🎓 その他大卒(平均)
約 500〜550万円
🏫 高卒(平均)
約 400〜450万円

※大手企業の昇進レースが始まり、難関大卒が優位に立ち始める時期。

💰 40〜50代:役職と企業規模で決まるピーク年収

🏛️ 超難関国立 (部長・役員級多数)
約 1,200万円〜
🏢 MARCH・関関同立 (課長・部長級)
約 850〜1,000万円
🎓 その他大卒 (平均ピーク)
約 650〜750万円
🏫 高卒 (平均ピーク)
約 500〜580万円

※管理職への昇進比率と、勤務する企業規模の違いが決定的な差を生む。

※出典:令和5年賃金構造基本統計調査、2025年度決定初任給調査(産労総合研究所)、各種民間調査データを基に推計。大学ランク分類は一般的な目安であり、個人の能力や業種により大きく異なります。

データが語る「学歴フィルター」の正体

  • 入り口(企業規模)の違い:難関大卒は、給与水準の高い大手企業・人気業界への就職率が圧倒的に高いことが最大の要因です。

  • 昇進スピードの差:30代以降、管理職への登用スピードで差が開き始め、40代で役職の有無が年収の決定打となります。

  • 生涯賃金の格差:高卒と超難関大卒では、生涯で1億円〜1億5000万円以上の差がつくケースも珍しくありません。
  • ⚠️
    あくまで「平均値」です:上記は一般的な傾向であり、個人の能力、成果、選ぶ業界や職種によって年収は大きく変動します。高卒でも実力で高収入を得ている人は大勢います。

いかがでしたか? 30代で開き始め、40代で決定的な差となる学歴別の年収格差。この現実を「過去のこと」として諦めるしかないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。このデータはあくまで「平均的なレールに乗った場合」の話です。

今の時代、学歴に関係なく、実力(スキル)で稼げる職種や、ジョブ型雇用で成果を正当に評価する企業は増えています。もし今の年収が「学歴の壁」で頭打ちになっていると感じるなら、一発逆転を狙える環境への転職を検討する価値は十分にありますよ!

サトウさん
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  • この記事を書いた人

サトウ

人材サービス業界に15年程身を置き、現在は人材サービスの上場企業にてマーケティング部長として勤務。 自身も複数回の転職を経験しており、転職市場やキャリア、年収アップに精通。

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