履歴書・職務経歴書の書き方

【完全ガイド】転職成功のカギ!履歴書・職務経歴書の正しい書き方

転職活動を始めるうえで避けて通れないのが「履歴書」と「職務経歴書」。
企業があなたを知る最初の資料となるため、内容の質がそのまま選考結果に影響します。
この記事では、転職経験が少ない方や、久しぶりに書類を作る方でも安心できるように、書き方の基本から企業が注目するポイントまで徹底的に解説します。

1. 履歴書と職務経歴書の役割の違い

履歴書は主に「あなたの人物情報・基礎情報」を伝えるものです。
一方、職務経歴書は「これまでの経験とスキル」「成果・実績」をアピールする場です。

項目履歴書職務経歴書
目的基本情報の確認スキル・実績の確認
内容氏名・住所・学歴・資格・志望動機など職務内容・経験年数・スキル・成果など
分量A4用紙1枚A4用紙1〜2枚(職歴に応じて)

2. 履歴書の基本構成と書き方

  • 日付:提出日または記入日を記載。西暦か和暦は統一。
  • 氏名・住所・連絡先:誤字脱字に注意。携帯番号とメールアドレスを明記。
  • 学歴・職歴:「学歴」から記載。「現在に至る」などで締める。
  • 免許・資格:正式名称で記載。取得年月も明記。
  • 志望動機:応募企業ごとにカスタマイズするのが基本。
  • 本人希望欄:特にない場合は「貴社の規定に従います」と記載。

✔︎ 志望動機のNG例:
「御社の社風に魅力を感じました」などの抽象的表現は避け、
「前職の○○経験を活かし、御社の□□プロジェクトに貢献できると考えました」と具体的に。

3. 職務経歴書の構成とフォーマット

職務経歴書には決まったフォーマットはありませんが、読みやすさと論理性が重要です。基本的な構成は以下の通りです:

  1. 職務要約(3〜5行程度)
  2. 各社ごとの勤務期間・所属部署・業務内容
  3. 具体的な実績・成果
  4. スキル・使用ツール・語学力など
  5. 自己PR(任意)

▼ 書き方のテンプレート(例)

【職務要約】
Webマーケティング会社にて約5年間、コンテンツSEOおよび広告運用に従事。
新規獲得数前年比200%を達成するなど成果を上げる。

【職務経歴】
■株式会社ABC(2018年4月〜2023年3月)
所属:マーケティング部
業務内容:
・SEOコンテンツ企画・ライティング
・Google広告の運用・分析
・月間レポート作成、改善提案

実績:
・月間リード数を1,000件→3,000件に改善
・CVRを3.2%→4.7%に向上(2021年下期)

4. 採用担当者が見るポイント

書類は単なる事務手続きではありません。企業側は以下のような視点でチェックしています:

  • 職務経験が自社にマッチするか
  • 即戦力としての期待値はあるか
  • 志望度や動機が明確か
  • 論理的で読みやすいか(構成・文体)
  • 誤字脱字・形式ミスがないか

☝ ポイント:
書類は“ビジネス文書”です。正確性・論理性・誠実さが伝わるように心がけましょう。

5. 書類作成でよくあるNG例とその改善策

NG例改善案
・志望動機が使い回し → 企業ごとに業界研究・事業理解を反映させる
・自己PRが抽象的 → 数値や成果で裏付ける
・「貢献したい」ばかりで能動性が見えない → 自ら課題を発見・提案したエピソードを加える

6. 転職エージェントを活用した添削・作成支援

履歴書・職務経歴書の完成度を上げるには、第三者の視点が不可欠です。
特に「自己PRがうまく書けない」「強みが整理できない」と悩んでいる方には、転職エージェントの無料添削サービスの利用がおすすめです。

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7. まとめ:履歴書・職務経歴書が「選ばれる第一歩」になる

採用担当者が最初に目にするのが、履歴書と職務経歴書。
逆にいえば、ここで印象を残せなければ面接のチャンスすら得られないのが現実です。

  • 履歴書は「誰かを知るための名刺」
  • 職務経歴書は「仕事力を示す提案書」
  • どちらも「ビジネス視点」で作成することが重要

書き方に迷ったら、客観的な意見を取り入れつつ、自分らしさを表現できる一枚を目指しましょう。

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  • この記事を書いた人

wm

人材サービス業界に15年程身を置き、現在は人材サービスの上場企業にてマーケティング部長として勤務。 自身も複数回の転職を経験しており、転職市場やキャリア、年収アップに精通。

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